小山田大のクライミング日記
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「ゴエティア」V13 ショートムービー

2017年4月に下呂で初登した「ゴエティア」V13のショートムービーができました。

「Re.birth」によるオリジナルサウンドも合わせてお楽しみください!

 

My new shortmovie is out now! It's about 'Goetia' V13 in Gero, made FA in April this year.

Hope you'll enjoy this shortmovie as well as cool sound by Re.birth!

dai koyamada's short movie "Goetia" V13 from project_daihold on Vimeo.

| - | 02:00 | comments(0) | このページのトップへ
ヤケダケ 

昨日は比叡のヤケダケで登った。

もう三日間登り続けている。

 

最初に以前から可能性を感じていた1本松岩右側のハイボールライン。

ロープを張って掃除したのち完登。

これは凄く良いラインだった。

課題名は「梅雨前」初段

また一つ比叡を代表する課題が出来た。

 

次に同じ岩の「彼岸」初〜2段のシットスタート。

最初の数手が悪かった。

「彼岸sd」V11 3段+

スタートは「雪椿」と同じです。

 

暗くなってからは先日掃除と周辺整備をしたエリアへ。

ここでは、岩が折り重なって絶妙なランディングとラインを提供している課題を初登した。

最後に思い切り飛ばないといけないのだが落ち方のコントロールが難しく、楽しめた。

これも素晴らしい課題だった。

課題名は「穴」V10 3段ー

 

ヤケダケ、良いエリアだなあ。

| - | 02:13 | comments(0) | このページのトップへ
土呂久 4日目

ようやく天気が回復してきました。

昨日は日之影のニューエリア周辺を偵察後、土呂久へ。

日之影ニューエリアは今後の展開次第だが大きな可能性を感じる。

とにかくロケーションが良い場所で、軽トラで林道を走るのが楽しかった。

 

土呂久には夜登る事を前提に夕方到着。

下界は30℃あったが標高の高いこのエリアは肌寒く感じる程だった。

軽くアップした後、ルーフのプロジェクトへ。

ムーブの復習後トライ開始。

が、なんだか体が動かない。

無理やり動かしていればその内動くようになるだろうとトライを続けた。

そして暗くなり、気温はさらに下がってコンデションは上がってきた。

しかしそれに反して体の調子は上がらない。

それでも何度か惜しいトライは繰り返し、そして何回目だったか突然取れなかった左手のガスピンチが取れて

その後は気力で登り切った。

 

 

 

 

久々に振り絞ったクライミングだった。

課題名は「ディストレス」グレードはV14 5段ーくらいか?

 

これでこのルーフはおしまい。

まだまだここにはいくらでもプロジェクトはある。

次に行こう。

 

帰り道、車の温度計を見たら12℃だった。

もしかしたらここは夏も登れるのかもしれない。

 

 

 

| - | 01:17 | comments(0) | このページのトップへ
土呂久 2日目

さて一昨日は再び土呂久へ。

登り三日目で体はグダグダな感じだったが、モチベーションだけは高かった。

明るい間にプロジェクトのムーブの復習や簡単な課題を初登。

暗くなって気温が下がってからプロジェクトのトライ開始。

体調的に長期戦には持ち込めなさそうだったので最初のトライに集中した。

これがうまくいって一回目で登る事が出来た。 

この課題も凄く良かった。

これだけのスケールをもったルーフの課題はなかなか無いだろう。

課題名は「エウイン」V12〜13 4段かな。

 

最後に左端のプロジェクトをトライ。

これはこのルーフにある他の課題に比べると段違いに難しい。

いくつかムーブが出来なかったが、可能性は感じる。

レスト明けに期待したい。

 

 

 

| - | 00:02 | comments(0) | このページのトップへ
ヤケダケ〜土呂久

昨日は朝から久々に快晴。

このところ悪天候が続いていたので尚更気持ちよく感じた。

午前中はヤケダケエリアへ。

HBKのメンバーと少し登った。

駐車場はいっぱいで岩場は大賑わいだった。

標高が他のエリアに比べると高いせいか日蔭は涼しく快適だった。

 

午後からは移動して土呂久の開拓エリアへ。

ここで登るのはちょうど1年ぶりだ。

1000メートルを超える標高のせいか日蔭はじっとしていると寒いくらいだった。

数年前に発見してまだ手を付けていなかった大ルーフへ。

掃除を手際よくすまし、一番顕著な中央のラインから。

ムーブをバラした後完登。

「余韻」V10〜11 

見た目もムーブも素晴らしい課題だった。

この後は右のラインを掃除してトライを開始。

夕方から夜にかけて登った。

 

 

このラインはムーブを作った後、数回のトライで完登。

前半にある細かいカチからアンダー気味の縦を取るムーブが悪かった。

この課題も素晴らしかった。

課題名は「エウレカ」V12~13 4段くらいかな。

(FBに動画がアップされています)

 

最後にリンクラインをトライして終了。

 

綺麗な月夜の中、最高のコンデションと素晴らしいプロジェクトと共に過ごせた良い時間だった。

| - | 11:16 | comments(0) | このページのトップへ
ヤケダケエリア公開イベント

さて、昨日は比叡山のニューエリア「ヤケダケエリア」の公開イベントが開催されました。

当日は思ってもみなかった天候の急変により、運営側は朝からバタバタと大混乱。
若干フライング気味だったイベント中止のお知らせは、岩場偵察直後に取り消され、なんとか開催へ。
それでもなんと180名の参加者がありました。

今にも雨が降りだしそうな中での開催でしたが、結局3時間ほど経った後、雨が降りだし終了となってしまいました。
天気相手に仕方がないとはいえ、せっかく集まって頂いた参加者の方々には申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
しかし、参加した方々の「楽しかった」「素晴らしいエリアですね」の声を頂き多少なりとも救われた思いです。

ヤケダケの本当の良さを体験してもらえず少し残念でしたが、昨日をもって完全公開です。
天気の良い日にまた訪れてみてください、素晴らしい課題が待っています。

 

参加して頂いた方々、スタッフのみなさんお疲れさまでした。

 

 

「集合写真」

 

「1本松岩より」

 

「大人気だった広場の岩」

 

「雨宿り」

 

「帰り道」

| - | 01:59 | comments(0) | このページのトップへ
屋久島 6日目最終日

10日間の屋久島ツアーが終わりました。
最終日の前日は宮之浦にあるクライミングジム「ビバ2」で道場を開催。


いくつか課題も設定し、残してきました。
屋久島を訪れた際には是非訪れてみてください。

 

最終日は前日の大雨の影響が心配だったのですが、岩場は意外に乾いていて快適に登る事が出来ました。
いくつかの岩を整備し、2段くらいまで3本初登。
3本とも素晴らしい課題でした。

 

今回は10日間の滞在だったのですが、正直短すぎた。
素晴らしいロケーションと質の高い岩場で、まだまだここで登っていたいという感じでした。
名残惜しく島を後にしましたが「波の綾」を筆頭に素晴らしい課題を多く初登する事が出来、良いツアーになったと思います。

 

そして12月2日には縄文杉発見50周年記念イベントの一環として「屋久島ボルダリングフェス」の開催が予定されています!


今回僕も数本初登させて頂いた山エリアの公開も兼ねてのイベントです。
僕もイベントの前後に屋久島入りし、開拓とプロジェクトのトライを考えています。
今から楽しみです。

 

最後に、今回のツアーにおいて屋久島フリークライミング協会の方々、そして笠井氏には多大なる協力を頂きました。
また来ます。
ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

| - | 01:08 | comments(0) | このページのトップへ
屋久島 5日目 完成

5日目、朝からどんよりとした空。
昨日はレストし体調を整え、モチベーションは高い。
しかしそれに反するように岩場に近づくにつれ天気は悪くなり、岩場まであと数キロのところで雨が降り始めた。
イライラしつつ到着。
幸い雨は止み、森の中の岩はなんとか登れる状態だった。
山エリアへ。
アップで易しい課題を数本登った。
途中、雨が降ったり止んだりしたが、少し登ったからか気分も良くなった。

 

移動して海エリアへ。
ダメ元でプロジェクトを覗いてみると思いのほか状態は良さそうだった。
いつもとは違う方角から吹く風がルーフの中を乾かしているようだった。
嬉々として取り付く。
とりあえず全ムーブをおさらいした後、1回目。
核心の振られで失敗。
続く2回目3回目も同じムーブで落ちた。
短いレスト後、4回目。

 

 

核心の振られが止まり、前回落ちたムーブへ。ここは足の向きに小さいが重要なコツがあった。
それを慎重にこなし、次のムーブもミスなく動けた。
そして高い位置でマントルを返し、岩の上に立てた。

 

 

眼前に広がる海がいつも見ているよりも広く、遠くまで見えた。

間違いなく生涯最高の1本だと思う。
求めていれば最高のラインに出会う事ができるのだという曖昧なビジョンが、この岩との出会いで確実なものになったような気がする。
いや、先の事は解らないが、これからも求め、探していきたいと思う。

 

 

課題名は「波の綾」 V14

| - | 02:16 | comments(0) | このページのトップへ
「イゾラド」V14 ショートムービー

2016年4月に初登した宮崎県土呂久の課題「イゾラド」V14のショートムービーが完成しました。

今回の作品は、ハードな課題はどういった過程を経て生み出されるのか?

そういう視点で観て頂けると嬉しいです。

dai koyamada's short movie "ISOLADO" V14 from project_daihold on Vimeo.

| - | 00:01 | comments(0) | このページのトップへ
屋久島 3〜4日目

3日目は一日中どんよりと曇り。

プロジェクトのあるルーフは全面結露でトライ出来ず。

乾いていた岩を選んで2〜3段くらいまでの易しめの課題をいくつか初登した。

1日レストを挟んで4日目。

朝から晴天、空気も乾燥して最高のコンデションだった。

この日は山側のエリアへ。

実は山のエリアの方が岩の数も多く、開拓も進んでいて既に沢山の課題がある。

 

ボルダーの上からの展望も最高。

 

 

屋久島フリークライミング協会の方々も岩場に入り、とても賑やかでした。

僕は2〜3段くらいまで6本初登。

どの課題もとても良かった。

 

初〜2段くらいのフェース。

 

ギャラリー

夕方から夜にかけては海に降りてメインのプロジェクトをトライ。

 

あと1手のとこまで迫るも登れず。

気が付けば11時を過ぎていた。

本当に充実した一日だった。

| - | 23:21 | comments(0) | このページのトップへ
屋久島 2日目

さて、昨日は2日目。

朝から晴天、綺麗な景色を堪能しつつ小一時間で岩場へ到着。

海エリアへ。

青い空に青い海、白く輝くボルダー群、、、

ああ、なんていいところなんだろう。

 

簡単な課題でアップした後、気になっていた白く光るフェースのプロジェクト。

 

素晴らしい課題でした。

1級くらいかな。

 

その後は涼しくなるのを待ってメインのプロジェクトへ。

目標は全ムーブの解決。

まず前回出来たムーブの後から。

想像していたムーブを試すが全く出来ず、少し焦ったが落ち着いて色々と探る。

様々なムーブを試し、なんとか解決。

残りのムーブはすぐに出来て全ムーブが解決した。

このとんでもないラインが可能になったのだと興奮した。

この後、数回下からの繋げを試みるも繋がらず。

 

 

 

引き続きプロジェクトとなった。

この素晴らしすぎるラインをまだトライ出来るのだと思うと嬉しい。

 

明日はレスト。

 

 

 

 

 

 

 

 

| - | 21:22 | comments(0) | このページのトップへ
屋久島 初日

雨も止み、曇り空ながら登れるだろうと昨日紹介して貰った海のエリアへ。

屋久島のローカルの方々やチームイボルブの面々も一緒でとても賑やか。

最初にアップで左のエリアから。

言うまでもなくロケーションは最高!!

気持ちよく数本の易しい課題を登った。

移動してメインのエリアへ。

この頃には雲も切れ、青空が見え始めた。

ここの看板課題のあるルーフでプロジェクトをトライ。

ムーブはすぐにバレて繫げに入るも日差しが強すぎて登れず、日陰に避難。

日蔭は涼しく快適に登れた。

ここでは3段くらいのを一本初登した。

ちょっとせまっこいがムーブは面白くて楽しめた。

 

この後は今回一番モチベーションを掻き立てられるルーフへ。

これを見た時は、またこんなに凄いラインに出会えた、と感動した。

奇跡的にホールドが繋がる、とにかく凄いラインだ。

ムーブが出来ますようにと、祈るような気持ちでトライ開始。

とりあえず出来るかどうか一番怪しそうなムーブから。

思った通りなかなか解決しなかったが、しつこくやっている内に一回だけ出来た。

他にも怪しそうな所はあるが、中途半端にやるのはもったいない感じがして、この日は止めておいた。

 

移動して日中暑くて出来なかったルーフへ。

夕方になると格段に涼しくなって、ちょっとはまりかけたが登れた。

これも本当に素晴らしい課題だった。

3段くらいかな。

くたくたになったが、充実した初日だった。

 

 

 

 

 

| - | 13:56 | comments(0) | このページのトップへ
屋久島入り!

今日から屋久島。
地元の方に案内して頂きました。

 

屋久島は10年以上前に少しだけ開拓し、岩自体は無尽蔵にあるものの、

ホールドが無い岩が多いという印象だったのですが、その印象は今日完全に覆されました。

素晴らしい未登のラインや岩々に興奮しっぱなしの一日でした。

 

 

 

昨日から続いている悪天候も明日には回復しそうです。

楽しみ!

 

 

| - | 01:26 | comments(0) | このページのトップへ
トポ完成!!

 

比叡山の新しいエリア「ヤケダケエリア」のトポがついに完成しました!!

 

 

このエリアは4年ほど前に偶然発見し、2年前から集中的に開拓を開始。

比叡ボルダリング組合の協力もあり開拓は順調に進み、課題数は200本を超え、比叡山で最も充実したエリアとなりました。

また、去年の暮れより大規模な伐採が入った事で岩場周辺が明るくなり、非常に開放感のあるエリアとなりました。

開放的な空間に転がる巨大なボルダー群は日本離れした光景です。

 

今回のトポもかなり気合の入った作りになっています。

 

全ページオールカラー、もちろん課題のある全ての岩の写真とラインマーク付きで非常に見やすいです。

素晴らしいエリア、素晴らしいトポが出来ました。

 

また、5月3日にはヤケダケエリア公開イベントを開催します。

イベント参加者はもれなくヤケダケエリアトポを手にする事ができます。

イベント概要および申込方法は下記をご覧ください。

 

◆「ヤケダケボルダーエリア公開イベント」概要◆

Facebook「比叡Granite Session 2017 ヤケダケエリア」転載)

【主催】 比叡ボルダリング組合
【日時】 5月3日 受付 約9:30〜予定
【参加費】3,500円ぽっきり
【参加賞】本格的な写真付きトポ
【打込時間】 約11:00〜はてる迄
【エリア場所】宮崎県延岡市北方町菅原
【受付及び駐車場場所】ヤケダケボルダリングエリアの駐車スペース
タブノキエリア方面へ。詳細は、別途このFBで告知します。
【参加申込】
下記アドレスに、氏名、性別、年齢、住所、連絡先を記載のうえ4月30日迄、申込ください。
hiei2017@yahoo.co.jp

 

また公開イベント以降は、クライミングジムプロジェクト又はクライミングジムインテンスにて販売予定です。

クライミングジム プロジェクト(神奈川県横浜市)

クライミングジム インテンス(宮崎県延岡市)

 

| - | 17:01 | comments(0) | このページのトップへ
その後

「那由他」完成後、翌日は再び下呂へ。

鎖から解かれた犬よろしく、スープロ完成までは我慢していたプロジェクトへ駆け込んだ。

このプロジェクトも本当に良かった。

スープロから解放された気分も相まって、気持ちよくトライ出来た。

ムーブを解決後、暗くなってから完成させた。

 

また素晴らしい課題が出来た。

課題名は「刹那」V12 4段―かな。

この隣にも、さらにハードそうでもっとかっこいいプロジェクトがある。

これは次回かな。九州から帰ってきてからのお楽しみだ。

 

さて「那由他」に関してだが、今まで登ってきたどの課題よりもハードに感じたので6段というグレードを提唱してみた。

まあ、本当に6段あるかないかは今後再登した人間と議論することで立証されるだろう。

 

スープロをトライしている間、色々な事を考えた。

トライする事で完成に近づきはすれど、想像しているよりもゴールは遠いのではないか?

とか、今回完成しなかった場合、年齢的にもう間に合わないのではないか?

とか、こんなに金と時間をかけて登れなかったらなんて徒労なんだろうか。

とか、色々沢山考えた。

結果、登れたわけだが、大きなプロジェクトをトライしている時はいつも同じような事を考え苦しむ。

今回のプロジェクトをトライしている間、もう年齢的に残された時間は短く、これ以上のラインは自分が前線でいられる間はもう現れる事はないだろうとの思いで岩場に通っていた。

グレード的にもこれが恐らく自分にはもう限界だろうと思う。

 

しかし見渡し、探し求めれば自分の概念などおかまいなしに岩は転がり未知のラインは存在する。

その存在が魅力的に見える間は、生きている限り体が動く限り、それと対峙したいと思う。

 

この後、屋久島に行く。

数年前に捜索し、ボルダーの可能性を感じていた場所だ。

現在、地元のクライマーによって開拓が進められいくつかのエリアもあり、未開拓の岩の情報も寄せられている。

 

どんな岩が待っているか、楽しみだ。

 

| - | 16:46 | comments(0) | このページのトップへ
ついにその時が

この時、最初のトライで落ちてしまった最後のランジ手前、足の乏しい水平なホールドでなんとか回復させようと必死にレストしていた。

とどまり過ぎても良くないのは解っていたが1回目は焦り過ぎた。

疲れないように回復させ、最後の核心である1手に備えなければいけない。

レストしながら狙いを定めるがが、次のホールドはあまりに遠く見える。

弱気になりそうな気持ちを奮いたたせ、飛び出した。

かろうじて右手がフラットな縦ホールドを捉え、すかさず左足をヒール。

ムーブだけをやればなんてことのない残り3手がこの時はやたらにきつく感じた。

そして叫びながら右手はしっかりと最後の大きなホールドを掴んだ。

岩の上に立ち上がり、座り込んで空を見上げるときれいな月が見えた。

ついにその時が来たのだ。

 

下呂市の中山七里にあるこの岩との最初の出会いは今から約2年前。

まだ日本にもこんなに凄い岩があったのかと感動したのを覚えている。

この時、後の「涅槃那」成るラインは見え、ホールドを触った。

岩の節理の流れを読むと、右奥のルーフ最深部から左端の一番高いところに左上していくラインも見えたのだが、あまりにもホールドが悪く、かつ長く、この時は全く現実味がなかった。

 

その後、右最深部より中間部を直上してトップアウトする「涅槃那」を完成させ5段とした。

続いて中間部からスタートして左にトラバース後、直上する「プレセム」5段ーも完成、フルラインに向けてのスタート位置には立てた。

しかしどちらのパートもかなりハードで、ましてやこれを二本リンクさせるなど想像もつかなかった。

結局この時のツアーでは中間部からシットするバージョンさえ繋がらず、ブログの最後は涅槃那からのフルラインはスーパープロジェクトとし、V16はあるだろうと締めくくっている。

 

この時の感じとしては持久力の不足と、もっと時間をかけてやりこんで全体を良く理解しなければいけない様に思えた。

その後はジムでのトレーニングとドイツでのルートの登りこみ、九州でのハードな課題のトライと登り続け、今年の3月より再び下呂通いがスタートした。

 

ジムではここに来る前、2年間に渡ってトライをしていたプロジェクトが登れた。豊田では長らくプロジェクトとなっていたラインを完成させ「断捨離」5段ーとし、同じ下呂エリアのプロジェクトも登れ「パラダイム」5段ーとするなど、体はかなり仕上がっている様に感じていた。

そして今月20日からスープロのトライを開始した。

この2年間どこにいてもこのプロジェクトは目標の中心に位置していた。

期待と不安が入り混じった初日だったが、結果は懸念していた後半は上手くいき、楽観していた前半に打ちのめされるというものだっった。

前半部は前回の記憶と今回ムーブを実際に起こした感覚の落差が大きく、少なからず動揺した。

続く2日間はとにかくムーブをやりこんで体に覚え込ます事に集中して取り組んだ。

しかしやはり前半の核心である、右手の悪いピンチからアンダーを取るムーブにはなかなか順応せず、感覚は悪いまま。

4日目以降はスタートから繋げる事を意識してトライを重ねた。

その間も前半の確率は悪く、そこが出来ても後半の核心手前で力尽きるという感じだった。

とにかく気温が低すぎるのにも悩まされた、ソールも指も弾き、指の感覚の消失と共に如何ともし難かった。

 

この頃からツアーも残り僅かとなり、ストレスを感じ始めた。

5日目はリンク部分のレストポイントに幾つかヒントを発見。

レストし、体調を整えて臨んだ6日目は途中雨に降られ、トライを断念せざるをえなかった。

この頃はもうトライをするのに体も心も拒否するようになっていた。

義務的にトライを重ねても無駄な事は解っていたので、少し距離を置く事にした。

ツアーの日程も少しだけだが伸ばす事が出来、精神的な余裕も持てた。

 

そして3日後の4月4日、この日は朝から晴天で暖かく、登るには最高のコンディションだった。

いつもの課題でアップを済ませ、プロジェクトの全ムーブを復習し、レスト。

この時、いつもより調子が良い事を感じていた。

そして1回目、前半をかなり良い感じにこなし、レストポイントへ。

上手く休めていつも落ちている左手のカチ取りへ、あっけなく止まり、最後のレストポイントへ。

ここに来たらもう落ちないつもりだった。

が、緊張からかなんなのか、回復が不十分なままランジに入ってしまった。

腰が引けてしまい、ホールドを触るも捉えきれず、落ちてしまった。

これは本当にショックだった。

しばらく立ちなおれず、普段より多くレストして臨んだ2回目は後半の核心で失敗。

しかしこのトライで気持ち的には吹っ切れた。

 

そうなるとなんとなく楽になった。

体もふっと軽くなり、パンプした腕も回復したようだった。

 

そしてこの日、3回目のトライでこのプロジェクトを足元にする事が出来た。

 

未だに登れたのがなんだか信じられない感じだ。

「ここからスタートしてあそこまで行けたら凄いね」「まあ、夢のラインか」話したのが懐かしい。

 

夢見て切望して実現した。

 

課題名は「那由多」グレードはV16 6段ー

 

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速報!

先程、下呂でトライを重ねていたスーパープロジェクトを完成させました!!

詳しくは後程。

| - | 22:20 | comments(0) | このページのトップへ
雨 下呂

昨日は下呂へ。
恵那は雨が降っていたが予報では下呂は曇りだったので強行した。
が、岩場に近付くも天気は回復せず、結局岩場も小雨が降っていた。

登れない程濡れていたわけではなかったので、せっかくだからとスープロをトライした。

 


結果、3回核心に達するも登れず、最後はリップから垂れてきて流石に不可能な状況になり、強制終了。
マットはびしょびしょになるわ荷物を水溜まりに落とすわ、登れないわで散々だった。

厳しいなあ…

とりあえず、天気予報はハズレた。
ムカつく。

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ヤケダケエリア公開イベント

比叡山の新エリア「ヤケダケエリア」の公開イベントですが、5月3日に日程が変更になりました。

連休中なので遠方からの参加も是非!

詳細はFacebook「比叡Granite Session 2017」から。

 

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下呂五日目

さて、二日続けて下呂入りし、スープロをトライしました。

昨日は下から繋げてネハンナを抜け、プレセムの核心まで迫る事が出来ました。

が、やっと完成に向けてのスタート地点に立てたという感じです。


今日は二日目のパンプ耐性を期待してトライするも、ボディ全体がよれている感じで昨日の地点まで達せず。
とにかく体全体に効いてくるこのプロジェクトは体がフレッシュな時が良いのかも。

ダメダメな1日かと思いきや最後にプレセムをやったら登れてしまった。



まあ、プレセムはプロジェクト後半部のみなので登れないとまずいのだか、疲れた体で出来るとは思っていなくて正直驚いた。

レストポイントでもっと上手く休めるようになれば繋がってくるかもしれない。

とにかく明日は休んで体の疲れを取りたい。

今日はとにかく疲れた。

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